ダイハツ・タントの成功を横目で見ていたスズキが、2008年1月末に満を持して
発売した新型車。外観的にはセールス担当者もタントそっくり、という感想を 抱かざるを得なかったというくらいよく似ている。その似通った車輌コンセプト 通り、その広さはどちらも軽自動車とは思えないほどで、小学生くらいの子供 なら、立ったまま着替えができてしまうほどだ。またパレットは低床化にも力を 入れており、専用設計となったプラットフォームとリヤサスペンションによって 車高では某車より低いのに、室内高ではわずかに上回っている。
ただ車室を目一杯広げた設計のため車重が重く、重心が高いという欠点も
エンジンはツインカムターボながら出力より中低速での扱いやすさを重視した
唯一といってもよい欠点が航続距離の短さである。カタログ値では18km/Lの
出たばっかりの新型車ゆえの欠点も目立ってしまうが、乗り降りしやすい低い
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年式 | 平成20年式 |
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車名/車両形状 | スズキMK-21S/箱形 |
エンジン形式/弁機構/総排気量 | スズキK6A型 4ストローク・サイクル水冷直列3気筒ターボ
(インタークーラー付き)/DOHC4バルブチェーン駆動/0.658L |
エンジン配置/駆動方式 | フロント横置き/前2輪駆動 |
クラッチ形式/トランスミッション(変速機) | 3要素1段2相型トルクコンバータ(ロックアップ機構付き)/
遊星歯車式前進4段後退1段フルオートマチック (登降坂変速制御機能付き) |
サスペンション形式(前/後) | ストラット式コイルスプリング/ ITL(アイソレーテッド・トレーリング・リンク)式コイルスプリング |
スタビライザー形式(前/後) | トーションバー式/- |
主ブレーキ形式(前/後) | ベンチレーテッド・ディスク/リーディング・トレーリング |
タイヤサイズ | 165/55R14 |
全長×全幅×全高/車両重量 | 3400mm×1480mm×1730mm/940kg |
乗車定員 | 4人 |
ボディカラー | ブルーイッシュブラックパール3(ZJ3) |